新作 「福だるま」 「波兎」 「門番蛙」 三点あっぷしましたぁ
今回は、三点を同時にあっぷしましたー。
まずは一発目!!! 「福だるま」
てん書体で 「福」 と彫ったシルバーに 真鍮のダルマが胸元でゆらゆら揺れる。もちろん、ダルマの目入れも 「片目」 「両目」 「目入れ無し」 が選択できます。 (目入れは、注文を受けてから、一個々彫っていくんよ。)
んで、これの発売を機に…
「15000円以上 ご購入の場合送料無料」 から
「10500円以上 ご購入の場合送料無料」 に
値下げ いたしまーーーーーーーす(笑) (代引きとかの手数料は必要ですぅ)
二発目ーーーーーーっ!!! 「波兎」ナミウサギ
…謡曲「竹生島」…
「緑樹沈んで、魚木に上る気色あり 月海上に浮かんでは、兎も波を走るか 面白の島の気色や」
謡曲(能)の一節で、 廷臣一行が竹生島明 (都久夫須麻神社) に参拝するために琵琶湖の湖岸まで来たんやけど、どうやって島まで渡ろうかと思案していた所へ、翁と海女の乗る一隻の釣り舟が通りかかって、一行は同乗を許され竹生島へ向かうことになったん…。 その島へ向かう舟から眺めた湖畔の景色を歌ったんが上の一節。 訳すと…
島の木々の影が湖畔に映り、魚たちが木を登っているようにも見える。 月も湖面に映り、月に住む兎も波間を奔けて行くようだ… なんとも不思議な島の景色よ… 比喩が「粋」やーーーー
てか、ウサギのリングって、「女性っぽいなぁー」って思っててんけど、結構むかしの武将達に好まれた図柄なんよ。 (攻守において迅速、飛躍 を意味してるんで…) やから、このリングは世の男性に着けて頂きたい。
んでもって、裏抜き部分が ↓ こんなんなってるん (隠れた所の方が ス ゴ イ って…なんかエロチック…な感じせん?)
ラスト 三発目!!! 「門番蛙」カエルと鍵
「幸せの門番蛙が、ご主人様の帰りを待ってます」
シルバーアクセの王道「スカル」 「リリー」 「クロス」 に並ぶ 「鍵」モチーフと 和の定番 「蛙」モチーフ この二つを表現したくて、制作開始したわけやけど…。めーーーっさ苦労したんよ(笑)
ワシなぁー 体のラインとか 指の本数とかこだわってまうんよ。この蛙さん 「アマガエル」 をデザインしたから 前足が4本指で、後ろ足が5本指なん。 (画像では左後ろ足が 4本指に見えるけど 裏側に親指?をキッチリ彫っております) 造形するスペースが少なくて悩んだん(笑)
…んで、カエルの濡れたなまめかしい体 (なんかエロいなぁ) を 表現したかったから、このポーズにしたんよ。 (結構、セクシーに造形できたと思うでぇ)
けど、一番苦労したんは、鍵の部分やね。 「鍵」モチーフって洋のイメージが強いから、カエルとの一体感がムズいんよ。(当初、取って付けた様なデザインやってん)蓮の花の造形入れる事によって 「和の統一感」が表現できたと思う。 (ワシ、こういうの思いついた時 「なんか、降りてきたぁ」 って呼んでるん)
ってことで… 自慢の後ろ姿が ↓ コレ
ではでは、在庫分の仕上げせないかんので…今日はこのへんで…。