新作和柄メキシカンリング風 「獅子/狛」あっぷしましたー

和柄(和風)メキシカンリングテイストのもんが、無いんで作ってみたぁー

喧嘩上等、イカツさ、破壊力(笑)、インパクト 重量 満点の一品ぢゃーーーー。サイズによったら、50gいってまうかもしれんぞ

これ、5ピースで 組み上げてるんよ。シルバーの ベースリングと メインの顔!  真鍮の プレートと 阿 吽のサイドプレート

メキシカンリングは通称 「喧嘩リング」 と呼ばれとるんで、ベースリング 裏抜き無し!!!めっさ頑丈!!!裏抜きしてないから、「巣」* と 「ヒケ」* はすごいけど…修正しんどいでぇ(苦笑)  ……それも 「味」 やとおもってね

「獅子狛 シシコマ」の顔は裏抜きしとるよ。ヒケて顔が歪むと台無しやから…

って ここで 「獅子/狛」について…

            狛犬                  獅子 

(携帯で撮ったから画像きたなぁー)

狛犬… 吽形 立ち耳で直毛 角がある。(ちなみに西宮神社のは、メスで…)

獅子… 阿形 寝耳で巻き毛 角が無い。(こっちは、オス!!! てぃんてぃんついてりゅのよー)

で表現されてる場合があるんで、 「神社の狛犬」 より 「神社の獅子狛」と言うほうが、有ってるとおもうわー。  …んで 一つの顔に 獅子 と 狛犬 を彫ってみた

モデルは西宮神社の 獅子、狛 やけど 結構かわいい お顔してはるんよね。 イカツさ出したかったんで、こんなお顔にしちゃったぁー

ワイルド(言い換えれば 雑)なメキシカンリングテイストと 繊細な 和の造形 双方を生かすために 表面の仕上げは、 ホーニング加工(梨地、つや消しともいう)にした。  最近のホーニング方法は、サンドブラストでするんやけど、そんなハイカラな工具持ってない。 やから、全部 手作業なん!ヤスリ溝と鋸目も 一個一個入れてくから、 一点もの と言うても ええんちゃうかなぁー(笑)

ロックテイストと硬派なこのリングは、利き腕 中指の一点着けが  おすすめーーーーー

ワシ、喧嘩リングって言うてるけど  危険なことに使っちゃだめぇーー マジ危険ぢゃー あえて言うなら…

自分の拳を 封印 するつもりで 着けてくだしゃい。

*「巣」  鋳造中にある 地金の気泡や、石膏カスによる小さい穴

*「ヒケ」 鋳造のさい、地金冷却の温度差による 歪みやしわ

新作予定 「流水 桜」

「師走ぢゃー!!!」   ってそんな雰囲気 まだないなー。

そんなことは、置いといて 新作予定  「流水 桜」 のリング

まだ、金型段階なんで、(若干、修正と研磨せな いかん) レギュラー化は、来年早々の予定

二次元の 流水紋様 と 三次元の 桜と花びら 

末広がりの 扇状リング に表現してみた。(結構、思い入れの深いリングなん

桜のリングって、どうしても女性的なラインのリングしか ないやんかー。 エッジを効かすことで、男性でも着けれるリングに なるんちゃうかなぁー って思って 作ってみた。

   「んー予定通り!!!」

一見 ごちゃごちゃした デザイン風やけど、画像の着け方したら 「シンプル」なんよ (桜を前に見せる着け方にで、チョイ派手に見えたり…) 

ウチのラインナップとしては細身(笑)なんで 老若男女 問わず着けれるはずよ。  今回 サイズ展開も広くするつもりなんで、 ペアリングとしても おぬぬめーーーー。

 

新作 不動明王岩座像リング あっぷしましたー

不動明王岩座像リング やっとレギュラーアイテムとして 完成したぁー

他のブランドさんでも、不動明王のリングは 結構あるけど… その殆どが 「梵字」だけとか「顔だけ」とかやん

てか、

右手に降魔の三鈷剣、左手に羂索(けんじゃく)を握りしめ、背に迦楼羅焔(かるらえん)を背負い、憤怒の相粗岩(磐石(ばんじゃく))の上に座して「一切の人々を救うまではここを動かじ」と決意する姿

を 表現してるリングは どこ探しても無かったんで… 制作開始したんよ。 正直ここまで時間かかると思ってなかったが!(笑)

当初のデザインは、

こんな感じ!! (ラフすぎるって? うっさーい!!ワシのデザイン画はこんなんが、多いねん。絵が下手な訳じゃないでぇー。細かく描きすぎると、造形の時 邪魔なんよ…てか、あんま描かん

三鈷剣を上に構えたポーズを想定してたけど、いざリングでってことになると 指に三鈷剣が、刺さって血だらけに…(笑)ほんで、「岩座」の粗岩が造形できんくなる。(デカ過ぎる)

てことで    このポーズにしたんよ。

制作中に、鏡を見ながら 傘とかを三鈷剣に見立てて このポーズとって彫ってた… (傍から見てたら、おもろいでぇー)

やから、「表情」 「指先」 「足のライン」 「首の皮のたるみ」 「迦楼羅焔」…すべてに こだわった造りなんよ。もちろん 裏抜きの「梵字」まで…(首の皮のたるみなんて、ルーペで見ないと解らんかも やけどね

ある意味 「置物」 みたいなリングやけど 着けごこちは良いと思うよ。

指当り  大きさ 考えて造形したからね。

但し 使用環境は考えとらん…ポケットに手を入れるときは注意してね てか、考えて造形してると表現の限界が 多くなるしね。これもワシの作風ぢゃ

 

 

いぶし銀!!

今年も残すところ あとわずか

なんか、時間の流れが はやいわぁー

毎年 この時期になると 思う店主ですぅー

んで…タイトルの  いぶし銀やけど…

ウチの銀を燻す  いぶし液!!!  2種類を使い分けてるんよ。 それのメインで使ってる

「六一〇ハップ」(ムトーハップ)

これが、製造中止なん。販売自粛してるんは、少し前から知ってたんやけど…製造中止とは…  昔っから使ってて 燻し具合 も ランニングコストも 言うこと無しやのに…  (ショック)結構使ってる 銀細工職人多いとおもうは

てか 命を粗末にするヤツのせいで えらい迷惑ぢゃ! 

 

オーダーギャラリーあっぷしましたぁー

印鑑のリングで、サイドに桜 裏に家紋」ってことでオーダーいただき制作いたしました。これ、ほんまに押せるんよ。

キーワードは

捺印できる印鑑で、字体はオリジナル」  「桜は、正面と横向きで パラリ チラリ と散らす」 「裏に 丸に井形紋」で制作開始! したわけやけど 

まず、最初の難関が発生…花びらの質感と、散る様の動きに悩んだ。花びらの質感だけで、動きをひょうげんするんには限界がある…

そんなときに、オーダー頂いたお客様より「燻す部分に流水風のテクスチャー彫って…」 とのことで彫ってみた。 結果、動きも表現 できるし、和の粋な感じ で デザインに締まりがでたんよ。 うぉー一発解決ぢゃ~!!(笑) 時々 お客様の意見でワシの想像を越えた素晴らしいもんが出来ることがあるんよ。 正直 感動した。

印鑑部の字体は、何種類かデザインを起こして選んでいただいたから 難なくクリアしたけど…またも問題発生!!

印鑑のボディにあたる部分 これを円柱にするの。 旋盤無しできっちりした円柱に彫るん 難しいねんでぇー。悩んだ末、これ専用の冶具を作って彫ったん。思いついたとき「うぉー神の降臨やー」って喜んだのも、つかの間…

最終関門 突入ー

裏抜きの家紋や それも直径7mmφ の円の中に…!これは、もう技術と集中力しか無かったわい。 「こんなん簡単やん」って思わんといてな。 めーーーーっさムズイから。特にシンプルなシンメトリーものは… リングの内側やし…ラインずれたら台無しやーん。誤魔化し効かんやないかーーい(笑)

これ彫ってるときのワシ!尋常や無いくらい集中してたと 思うぞー。ヘトヘトになったもん

んで、一つづつ難関をクリアして仕上がったリング「マジ妥協せんで、よかったー」っておもうん。 納品するんが、めっさ名残惜しい…ワシが着けたいわぁー、このリング!

あ!苗字ちゃうから使えんがぁー(笑)  まぁ自分用に作ってもエエけど、こんなにも集中力は、出せんやろね

 

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